初任給の使い道
カメラを買った。
それは遠出するたび一眼レフで狂ったようにシャッターを切る父の影響か、はたまたデートの時少なくとも一度はカメラの話をする恋人の影響か。後者なら私はもしかしたらまんまと彼の作戦にはまってしまったのかもしれない。
なんて言ってみたけど実際は前からずっと欲しかっただけです。てへぺろ。
我が家にはずっと「手軽に持ち運べるデジカメ」が無かった。あるのは重くて仰々しい一眼レフと、中古のフィルムカメラ(多分飾ってあるだけ)。全部父親の趣味。
父は「一眼レフあればどんな写真だって撮れるからいいだろう。」なんて言って、思春期の娘が学校行事に一眼レフを下げて参加するのがどれだけ恥ずかしいかを理解してはくれなかった。
しかも使い方分からないから宝の持ち腐れだしね。
高校時代はスマホがデジカメがわりになっていて、そこそこ画質のいい写真を撮ることができるので重宝していた。
けど!
なんか、寂しかった。
思い出をスマホで残す事が何となーくいやだったんだ、多分。
スマホで撮るとただの「記録」になってしまう気がした。そんでしばらく経ったら砂みたいに風に流されて消えてしまうような気もした。
そんなわけで、バイト代が入ったらかならず買おうと決めていたわけです。持ち運びが楽で、そこそこごちゃごちゃした機能を持ったデジカメを。
今日はそのカメラと一緒に散歩してきました。...カメラと散歩ってなんか凄いぼっちみたいだけど楽しかったんだよ!
我が家の媚ニャンコ。
年取ったねお前も。
昔撮った写真と比べたらいつの間にか毛の色薄くなってた。毎日一緒にいるから気付かなかったよ。
アリに食べられちゃったヤモリ。
みどり。
生き物撮ってる時が一番楽しい!
そういえば街中とかはあんまり撮らないなぁ。
頑張って撮ったスタバ。
建物とか風景はもうちょっと上手に撮れるようになりたいです...。
デジカメで撮るとPCに移したり印刷したりっていう手間があるのもいいよね。スマホで撮ったらあんま印刷しようとか人にあげようとか思わないし、あげるとしてもLINEに貼って終わりだったりして直接渡す楽しみがないのがちょっと寂しい。直接渡してその時に写真見ながら「このとき〜だったよね!」みたいに思い出話するのが好きだから尚更。