ペンを握ることの楽しさ

夏休みが始まった。大学生の夏は自由度が高いので色んな場所に足を運びたくなる。しかしその為にはお金が必要なのでバイトをがつがつ入れていく。そうすると今度は一流アルバイターになっちゃって遊ぶ時間がなくなって本末転倒...なんてことになりかねない。その辺り私は本当やりくりが下手くそだ。
とは言っても私のバイト先は夕方からなので、近場なら午前中楽しんじゃえば問題ない。


試験から解放されてようやくその余韻にも浸かりきり、振り返る余裕ができた。


大学での勉強は高校とは全然違うってのを思い知った前期だった。高校は勉強の仕方を学ぶ所だ、なんていうのは的を得ていると思う。うまいことやりくりしながら勉強しないとあの膨大な量の試験範囲を乗り切るのは難しい。それに高校までの勉強は理屈より暗記重視だったけど、大学での学問は理解度が重要視されるものばかりで一夜漬けでどうにかなるもんじゃない。私は一夜漬けしたけど。

しかしそうして理解しようと本当を読み漁ったり頭で考えて勉強したりしてゆくと、だんだんその学問に興味が湧いてきてしまう。「なんで、どうして。」が増えて行くのも、それが解決したときの快感を知っているから苦ではない。
またその理解の先に見える将来は、いままでよりぐっと広がるものになる。
私はただ漠然と将来は動物関連の職業に就きたいと思っていたが、少しずつ現実味と具体性が生まれたように思う。あれ、これ前もどっかで言った気がする。それだけまだまだ私の将来は不確定ってことなのかな。(笑

私は特に動物行動学が勉強していて一番楽しかったなぁ。
母性、雌性、雄性行動が引き起こされる要因とか、なんでつがいは形成されるのかとか、そういうの紐解いていくのが楽しかった。


後期はどんな学問と出会えるんだろう。
楽しみで仕方が無いよ。