嫌いな人。

嫌いな人ができた。
「好きな人が出来た!」って話題は友達とお茶した時に出たらワクワクするけど、嫌いな人となると「あっそう。」で終了させたくなる。


でもせっかく出来たので記事にします。



嫌いな人というよりは「生理的に受け付けない人」というニュアンスが正しいらしい。一通り話を聞いてくれた恋人がそういう言い回しをしてくれた。なるほどと言わざるを得ないほどストンと腑に落ちた。
「生理的に受け付けない」という言葉は自分の周りでは「キモイ」の上位互換的な、そんでもって外見に関して批判するものだったので性格が生理的に受け付けないってのはなんだか不思議な感じがする。




具体的にどんな人なのかと言うと、すごくいい子なのである。


小柄で可愛く、スタバの甘味メニューをこよなく愛し、精神的にも強く、仕事はそつなくこなす。
そしてとにかく男性人気が高い。


うわ!女の子だ!って感じ。


自分の友達にはいないタイプの子なので仲良くなれるかわからなかったけど最初は頑張ろうと思った。思ってたんだよ。
...そもそも友達になろうと「頑張る」時点で結果は目に見えていたのかもしれないな。
とにかく知り合ってから五ヶ月経った今も彼女とはあまり仲良くない。


彼女の何がそんなに気に入らないのだろうかと脳みその中をごそごそと探し回ってみたが、別に人格が破綻しているわけじゃないしとにかくいい子だ。


それが気に入らないのかもしれない。
要領のいい彼女に嫉妬しているのかもしれない。自分のコンプレックスを逆撫でされるような、そんな感じかも。


そして私は常にいい人でいたいという願望が強いので嫌いな人できるのは結構なストレスになっている。
昔から私は無宗教とはいえキリスト教に傾いているけれど、だからといって性悪説信者ではなく、むしろ人は生まれながらにして善人だと思っているから、じぶんもそうだと思ってる。おかげで今ひどく生きづらい。



だから今日はおおっぴらに「嫌いだあんなやつ!」と言ってみようと思った。